2011年第四回日本刺繍世界展の趣旨(アメリカ、オーストラリア)
言葉、習慣、宗教、思想、人種など様々に異なっていても、美は万国共通。美は人々の心を豊かにし、癒してくれます。一服のお茶に心の清寂を求めた茶道をはじめ、技と心を一つにすることで芸術の域に到った剣道、書道、柔道、華道、弓道等の日本伝統文化・武術がいま国内外で高い評価を受けています。
伝統工芸・繍(ぬい)は千年以上、日本に育まれ培われてきた文化遺産であり、長い歴史の中で独自の「高さ」に到りました。
紅会(1970)を通してそれまで親方から内弟子へと口伝で受け継がれてきた職人芸の繍(ぬい)の技を一般に門戸を開き、この秘伝の公開は国内へ、そしてJapanese Embroidery Center (1990)を通して海外へと、その「広がり」を確かにしています。
紅会とJ. E. Centerでは繍の技を学び鍛錬すると同時に、人間性・精神性を磨き深めることを大切にし、お一人おひとりの内面の深まりが刺繍に現れ、刺繍だけでなく人間性を輝かす人生に至ることを願っています。
無数無名の先人達によって極められた高度な技を用い、目に見えない精神を目に見える繍で美しく表現。繍の技と道を一つにした繍道(Nuido):精神(道)と現象(繍)の融合によって「深さ」へと導かれてゆきました。 繍道探求(The Pursuit of Nuido)は止まることのない歩みであると心し、世界の方々と共に、さらに高め、深め、そして共有してゆくことを願っての繍道世界展開催です。

そして今回、ケンタッキー・アメリカとアデレード・オーストラリアの二箇所での四回展はケンタッキー大学校内の美術館、そしてアデレードフェスティバルセンターで開催されます。世界の同志達と席を同じくして「繍道Nuido」を学ぶ実技講座を同時開催いたします。
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ケンタッキー・アメリカ日程:2011年4月9日(土)~7月3日(金) 場所:The University of Kentucky Art Museum |
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アデレード・オーストラリア日程:2011年9月2日(金)~17日(土) 場所: The OzAsia Festival, Adelaide Festival Centre, Adelaide, Australia |
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