「天地とは『自然』 のこと。 有情とは『生きものたち』のこと。 この世は生命のいとなみで満ちている」
日本刺繍の題材には自然界の草花やそこで繰り広げられる関わり合いがよく使われます。

自然が魅せてくれるおおらかさやみずみずしさ。
そして、枯れてもなお次に向けて種をのこしまた新しく私たちにみずみずしい姿を見せてくれる。

これからも、創始者も願われた自然の草花の美しさと生命の息吹に憧れた伝統や技術がのこされる紅会でありたい。
日本刺繍をとおして、皆さんの安らぎと平安を守れる紅会となりたいと切に願っています。