日本刺繍 紅会 くれないかい について || 日本刺繍 紅会 くれないかい

紅会について

日本刺繍 紅会 くれないかい > 紅会『くれないかい』について

ごあいさつ

日本刺繍 紅会 くれないかい のホームページへようこそお越しくださいました。
紅会『くれないかい』は1970年に発足して以来“日本刺繍の伝統の伝承”を合言葉に、千葉県東金市にある本部工房にて日本刺繍作品の制作に励むとともに、広く一般の方に日本刺繍を学んでいただけるよう日本刺繍の教科書などの出版活動や、工房で培ったプロフェッショナルの技を余すところなく学んでいただける教室を東京、大阪、名古屋、本部にて開催しています。

私たちは「手は精神の出口」の教えを大切にしています。手が生み出す作品は精神である「心」とつながっていて、技を鍛錬するために心を鍛錬し、心を鍛錬するために技を鍛錬しようとするものです。

技と心を鍛錬することは茶道や武道などの「道」の精神につながっているものであり、日本刺繍には「道」を学べる奥深さがあります。

近年、欧米諸国では茶道や武道など様々な日本の文化が取り入れられ、日本刺繍もまた海を越え、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスなど多くの国々で嗜まれています。

これからの時代、日本刺繍の持つ可能性は益々広がっていくと確信しています。日本刺繍との出会いによって、皆様が自らの人生を豊かに生きられますことを心から願っています。

日本刺繍 紅会 くれないかい 会長 齊藤信作

手は精神の出口です

精神は、手から出る時は労働と呼ばれて、空間に向けて、さまざまに、形あるものを作ってゆきます。手こそは精神の出口です。この手の働きは、人の心の中のあこがれを具現するものであって、そして、手のいとなみにより人は形成されてゆきます。

手は、これまでになかった事態をこの世に作り上げてゆきますが、これはとても人間らしいしごとで、「創造」とよばれます。つまり、人間の手は、その人の心を空間に刻み込んでゆくことになるのです。

人間は、手によって作られたもので、おのれ自身の精神の程度を知ります。つまり、精神は手から出て作品となり、評価としてふたたび自分に戻るからです。とどのつまり、手は、自分がどういうもの、どの程度のものかを、晴れがましくも、時にはなさけなくも、自分に教えてくれるのです。

齊藤 磬(1982年)

活動紹介

全国展:
毎年春に受講生の作品展示会である「全国展」を開催しています。基礎・中級コース、研究コース、研繍科の受講生の作品を一同に発表、公開して日本刺繍の魅力を多くの方々に知っていただく機会です。現在、東京・名古屋・ 大阪の3会場で開催。入場無料。
かがりはずし展:
隔年の秋に本部工房による作品展示販売会を開催しています。陶芸家の“窯開き”にならって、繍い上げてかがりを外したばかりの作品をお客様にご覧いただく機会です。本部のほか、東京・名古屋・大阪にも会場を設け巡回。オリジナルの注文制作も承ります。
繍道(ぬいどう)
世界展:
2000年にはニュージーランドのオークランドにて第一回世界展を開催、その後第2回2003年アメリカ・ニューヨーク、第3回2007年イギリス・ケンブリッジ、第4回2011年オーストラリア・アデレードにて開催。第5回目は2020年に本場の日本で開催予定となっています。この繍道を一人でも多くの人々と共有していくことを生きがいとしている世界中の講師陣により、繍の輪は静かにそして確実に広がりつつあります。

メディア掲載


沿革

1965年 (昭和40年)
千葉県東金市に齊藤磬 (初代会長)、刺繍工房を開く
1970年 ( 〃 45年)
大宅壮一氏の助言により紅会『くれないかい』を発足、日本刺繍技術講習会を始める
1971年 ( 〃 46年)
名古屋初展示会/定期講座始まる
1972年 ( 〃 47年)
実習カード(初基礎本)を発行。作品集「日本の刺繍」第一集/京都書院より刊行始まる
1973年 ( 〃 48年)
大阪初展示会/翌年より定期講座始まる
1975年 ( 〃 50年)
「紅会『くれないかい』親子三人展」を東京、ホテル・オークラで開催
1976年 ( 〃 51年)
全国展第一回を銀座、ミキモトホールで開催。港区赤坂に東京教室を常設
1977年 ( 〃 52年)
全国展第二回を東京に加え、大阪・髙島屋でも開催
1978年 ( 〃 53年)
大阪教室常設
1979年 ( 〃 54年)
全国展第四回から、東京・名古屋・大阪の三会場開催
1980年 ( 〃 55年)
第一回かがりはずし展を本部工房で開催.会報 「くれない」誌創刊。EGA全米大会ダラスで、田村修二講演(11月)
1982年 ( 〃 57年)
暮らしの設計伝統シリーズ4号「日本刺繍」を中央公論社発行
1983年 ( 〃 58年)
「英語基礎本」刊行/アメリカで定期講座開始
1986年 ( 〃 61年)
「繍シリーズⅠ・日本の刺繍」刊行
1988年 ( 〃 63年)
映画 「繍いの美」千葉茂樹監督作品
1989年 (平成元年)
齊藤信作会長就任
1990年 ( 〃 2年)
ジョージア州アトランタに日本刺繍センター(JEC)開設(代表:田村修二)
1999年 ( 〃 11年)
名古屋教室常設
2000年 ( 〃 12年)
「第1回日本刺繍世界展」をオークランド(ニュージーランド)開催
2001年 ( 〃 13年)
「日本の刺繍-基礎技法とポイント- 」を雄鶏社より発行
2003年 ( 〃 15年)
「第2回日本刺繍世界展」をニューヨーク(米国)で開催
2007年 (〃 19年)
「第3回日本刺繍世界展」をケンブリッジ(イギリス)で開催(JEC・紅会『くれないかい』共催)
2008年 (〃 20年)
「繍の精華」を青幻舎より発行
2010年 (〃 22年)
作品展「繍の精華」展を千葉市美術館市民ギャラリーで開催
2011年 (〃 23年)
「第4第四回日本刺繍世界展」をケンタッキー(米国)、アデレード(豪州)で開催
2013年 (〃 25年)
作品展「繍の華」を近鉄百貨店(大阪阿倍野)アート館で開催
2015年 (〃 27年)
「全国展40周年を祝う会」を東京で開催

紅会へのアクセス

紅会『くれないかい』本部事務局・工房
〒283-0062 千葉県東金市家徳594
Tel: 0475(58)3311 Fax: 0475(58)3312
E-mail: info@kurenai-kai.jp

”Do you need an English guide? Ask us via e-mail.”

電車での交通アクセス

東京方面から

  • JR京葉線快速・JR総武線快速・JR特急わかしお・JR外房線「東金駅」からバスで15分
  • JR京葉線快速・JR総武線快速・JR特急わかしお・JR外房線「東金駅」からタクシーで10分
  • JR京葉線快速・JR総武線快速・JR特急わかしお・JR外房線「大網駅」からタクシーで20分

バスでの交通アクセス

東京方面から

  • シーサイドライナー
    浜松町バスターミナル・東京駅-東金駅前

千葉駅前から

  • 九十九里ライナー
    千葉駅(東口バス停18番乗り場)-家徳横丁
  • フラワーライナー
    千葉駅前-東金駅前

東金駅前から

  • 東金駅前から九十九里バス・レイクサイドライナー・九十九里ライナーに乗車して、家徳横丁で下車

車での交通アクセス

首都高速より東関東自動車道または京葉道路を経て、千葉東金有料道路に入り、《東金第一》料金所で降りる。
そのまま126号パイパスを道なりに銚子方面に10分~20分走り《片貝県道入口》の交差点で右折。
4つ目の信号(ツクモリ工芸角)で左折し約300メートル先(「紅会『くれないかい』」看板あり)を左に入る。

海外への広がり

繍道(ぬいどう)を世界へ

その昔、百済を経て大陸より渡来してきた刺繍は千年以上もの時の流れの中で日本独特の技術として発達し、一度も海を渡ることなく現代に到りました。長いあいだ他の国から孤立していたことは、それだけ内省を深め、技を高めるに大変好都合であったと言えます。無数無名の先人達の体験と工夫、そして智恵が結集した伝統技術が文化遺産と呼ばれるのはそのためです。他の伝統芸術がそうであった様に、長い眠りからさめた繍(ぬい)の技も又、1980 年、 紅会『くれないかい』本部工房作品を数点持参してアメリカを視察訪問したことから海外への一歩が始まりました。その後、年二回渡米しての各地巡回実技指導、そして1991年、日本刺繍センター(非営利団体)をアメリカ・アトランタに開設。現在では日本刺繍実技講座がアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、 南アフリカ、イギリス、フランス、ドイツ等で展開中、そして受講者の国籍14ヵ国。2000年にはニュージーランドのオークランドにて第一回世界展を開催、その後第2回2003年アメリカ ニューヨーク、第3回2007年イギリス ケンブリッジ、第4回2011年オーストラリア アデレードにて開催。第5回目は2020年に本場の日本で開催予定となっています。 この繍道を一人でも多くの人々と共有していくことを人生の仕事にしている世界中の講師陣により、繍の輪は静かにそして確実に広がりつつあります。

Japanese Embroidery Centerホームページ
www.japaneseembroidery.com
The Japanese Embroidery Center
2727 Spalding Drive, Dunwoody
GA 30350 U. S. A.
Phone:770-390-0617 Fax:770-512-7837

2007年イギリス・ケンブリッジの様子

2011年オーストラリア・アデレードの様子