図案から刺繍へ

今回の線画の図案、蝶をデフォルメしたデザイン。名古屋帯です。
金糸、駒取りを使っての制作でした。

     

     

     

金糸駒取りはとても刺繍らしく存在感もあり、工芸的な仕上がりになります。
今回の場合、それだけでは単調な仕上がりになるのでは?と思いました。
軽やかな動きのある表現をするために、金糸と銀糸を使い、埋め方を変えてみました。そして形の細くなる部分には糸も使いスッキリさせました。カッチリとした駒取りの中にもしなやかさが表現できたのではとないかと思っています。

      

まだまだ寒い日が続きますが、「ふきのとう」見つけました。春の兆しです。

             


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