寒さが1年のうちで最も厳しいとされる「大寒」を過ぎ、暦の上で春が始まる「立春」を迎えます。明日2月3日はその季節を分ける立春の前日の節分です。
工房制作の刺繍「節分」より。
季節の変わり目には、邪気が生じやすいとされ、それを追い払う行事が、古くは平安時代から行われていたようです。
小さい頃、豆を投げ合った記憶がありますが、その時は意味など気にもしませんでした。
長く続く伝統行事があることは素晴らしいことだと思います。日本刺繍の道もたくさんの方々の想いと共に、これからも続いていきますようにと願っています。
繍額「春の岡」(工房制作)