昔も今も

(季刊「くれない」2019 年夏 より)

紅会がここに設立される前からあった大王松。
駐車場から歩いていくと今も道の正面に見える、大きな松の木です。

     

     

     

昨年、この木の周りを掃き掃除していた時に3本の松葉を見つけ、高野山の「三鈷の松」の話になりました。弘法大師にまつわる真言密教の言い伝えがある松で、2本の松葉の中に3本のものがあり、それをお守りがわりにするといいます。

          

落ちている松葉はほとんど3本です!
少しありがたい気持ちになって調べてみると、大王松の葉は3本1組ということがわかりました。

      

この話の松とは違いますが、「松」は長寿で常緑であることから吉祥の意味がある縁起のよい木です。

これからもこの大きな木に見守られ、私達が出来ることに取り組んでいきたいと思います。

     


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